ホリデイ・トレッキング・クラブ

活動レポート



世界で最も貧しい国のひとつと言われるバングラデシュ。
インドの東に位置し、1971年にパキスタンから分離独立しました。
北海道の1.8倍の広さの国土に1億5千万人もの人々が住んでいます。面積の小さい国を除けば世界で最も人口密度が高い国です。一人当たりの所得は年3万円ほどにすぎず、人口の80%が農業で生活をしています。
雨期には毎年のように国土の半分以上が水没し、大きな被害にみまわれます。
食べていくだけで精一杯の人が多数を占め、親が子どもに教育を受けさせることは難しく、現在も識字率は約50%です。
近年は労働力の豊富さや労働コストの低さから、多国籍製造業の進出が著しくなっています。

貧しさの実情

ストリートで生活する人々

年一回開催しているバングラデシュ・スタディツアーに参加した方は、到着して早々、多くの物乞いやストリートチルドレンを目の当たりにしてショックを受けることでしょう。 特に首都ダッカなど都市部では貧富の差が激しく、治安も決して良くありません。今を生きることに必死な人々を前に、求められるがままに金銭を施したくなりますが、それで貧困が解決できるわけではありません。彼らが自立的に貧困から脱するためには、遠回りでも教育水準を上げることが何より大切だと考えています。字が読めないまま不当な賃金契約を結んでしまい搾取されるようなことがなくなるように。学問を修めることで様々な職業を選択できるようになるように。P.U.Sでは粘り強く教育支援を続けていきます。

悪いところばかりではありません

ただ、日本人が見習わねばと思うことや、魅了されることもたくさんあります。私たちがバングラデシュに関わり続けているのも、使命感からだけでなく、この国の子どもたちを心から愛しているからです。優しい心、純朴で澄んだ瞳、貧しいがゆえに助け合うあたたかみのある暮らし。それらの良さを、経済的豊かさと引き換えに損ねてしまわないように、支援のあり方を常に考え続けたいと思います。


フォトギャラリー

赤い丸は「昇る太陽・勝ち取った独立」緑色は「大地と豊かさ・国民の若さ」を象徴しています。

11月~2月 冬     3月~5月 夏                                       6月~10月 雨期     11月~3月 乾期


YouTube動画『パラトール村の様子』
バングラデシュ北東部シレット地方にあるパラトール村、エルセラーンパラトール小学校の様子と、サポートしていただいている皆様へのメッセージです。