P.U.Sは約30年間、バングラデシュの教育支援をしています。
バングラデシュの貧しい村を夫婦二人で支援する小さなボランティアを始めてから32年。
最初は子どもたちに文具を送ることから始め、次に教育里親、学校建設に取りかかりました。今では11校の学校が建ち、のべ5000人以上が通っています。
みんな、学校に行きたくても行けなかった子どもたち。勉強できる喜びにあふれています。1年も経つと英語をしゃべり、大声で絵本を読んでくれる子どもたちが、私たちの誇りです。
マザー・テレサの理念にあるように、子どもたちに教育を受けさせることが貧困からの脱出に繋がると信じています。
P.U.Sとは「ポッリ・ウンノヨン・ションスタ」、現地の言葉で「村を良くする会」を意味します。この活動で徐々に村は良くなってきたと感じています。同時に、もっと力強い動きにしたいと考えるようになりました。
2011年にはフェアトレードショップ「だいじょうぶ屋」をオープン。
同年発生した東日本大震災以降、被災地支援活動にも取り組んでいます。
また、2013年からはNPO法人として新たな一歩を踏み出すことができました。
さらにバングラデシュ現地事務所も設置し、日本語を話せる現地スタッフがバングラツアーに対応する態勢を整えられました。
私たちが理念を大切にこの活動を続けられるのも、支援してくださる皆さまのおかげです。これからも皆さまと一緒に、楽しみながら、細く長く続けられれば幸いです。
私たちの考える「村を良くする」とは
村の子どもたちの目はキラキラと純真に輝いています。
人々は互いに助け合い、相手を敬う気持ちを持っています。
日本からスタディツアーで訪れる人たちも、支援に来たつもりが逆に大切なことに気づかされることが多いです。
一見、この村は理想郷にも思えます。
何も変わらないでいてほしいと思うことさえあります。
でも、今の姿は日本からの支援なしには維持できません。
本当のよい村は、誰かの支援ではなく自らの手で豊かな暮らしを持続できる村だと思います。支援する必要がなくなること。それが私たちの最終目標です。
また、一見幸せそうな村にも、様々な課題があります。
たとえば、栄養状態が十分ではなく、平均寿命が短いこと。
保健衛生面の向上や、安全な出産の環境作り。
学校に通いたくても通えない子どもたちもまだまだいます。
こうした課題にひとつずつ向き合い、村人たちとともによりよい村を作っていけたらと考えています。
主な活動内容
団体概要
名称 | 特定非営利活動法人P.U.Sバングラデシュの村を良くする会 |
設立 | 1989年12月1日(NPO法人格取得は2013年10月) |
代表理事 | 岩下 八司 |
役員 | 6名 |
住所 | 〒669-2438 兵庫県篠山市京町45番地10 |
店舗住所 | 〒669-2331 兵庫県篠山市二階町11-1 |
現地事務所 | Masud Hossain House # 45, Road # 27, Block-A, Banani, Dhaka-1213, Bangladesh TEL 880-2-9857424 |
連絡先 | TEL:079-552-0422 / FAX:079-506-0654 / Mail:p.u.s3737@gmail.com |
社員数 | 11名 |
店舗営業時間 |
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